129話 ページ9
エマside
マイキー達が霊安室から出てきてすぐ、他の看護師さんが来た。
看護師「ご家族が来られました。」
別の看護師さんがAの家族だという3人を連れてきた。
見た目的にAの父親と、祖父母だと思う。
3人とも悲しそうな顔はしていなかった。
むしろ、不機嫌そうな、迷惑そうな、嫌そうな顔だった。
医者「お待ちしていました。」
看護師「こちらにA様がおられ」
父親「結構です。」
看護師さんが言い終わる前に、父親は拒否した。
なんで・・・?
Aの父親なんじゃないの?
父親「葬儀屋にも、火葬のみ行って葬式はやらないと伝えてありますから。」
Aの父親は無表情で、淡々と話していた。
Aの父親の後ろにいる祖父母も、大きな溜息をついたり、貧乏ゆすりしたりしていた。
私の近くにいた猿川は、睨みつけるように、Aの家族の方へ鋭い目をして視線を向けていた。
看護師「で、でも・・・顔だけでも見て行かれま」
父親「アレにこれ以上のことするつもりありませんから。」
父親は、また看護師さんが言い終わる前に、Aの顔を見ることを拒否した。
“アレ”って何?
何で、Aのことを物を指すような言い方をするの?
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まごう - Niarさん» 返信遅くなり申し訳ありません(>_<)面白いと言っていただけて嬉しいです!しかも、ファンだなんて嬉しすぎます(;O;)これからも、更新頑張っていきたいと思います! (4月15日 0時) (レス) id: 3347cab624 (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - おもしろいー!大ファンです☺️ご無理ない程度に更新頑張って下さい! (4月9日 10時) (レス) id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まごう | 作成日時:2024年3月18日 0時