134話 火葬 ページ14
エマside
火葬場に着くと、既に桃野と猿川、雉岡、真知がいた。そして、もう1人男の人がいた。
昨日病院に来ていたAの父親、祖父母もいて、5人がAの親族たちと言い争っていた。
言い争っているというより、猿川と雉岡がAの家族に殴りかかりに行きそうになっているところを、猿川には男の人、雉岡には桃野と真知が止めているような感じだった。
エマ「真知っ!」
真知「!エマちゃんっ!!」
祖父「また増えやがった。」
私が真知を呼び、真知達のところへ行くとAの家族達がうんざりしたような顔をした。
祖母「もういいですか?火葬の時間も決まってますの。」
男「ご迷惑をおかけしてすいません。」
猿川「ああ!!?何言ってんだよ黒田っ!!こいつらが!!」
男「俺らは犬塚の友人、学校の先生ってだけだ。親族じゃない。」
もう1人の男はAの学校の先生らしい。
黒田「でも、最後に一目だけ。一目だけでいいので、今いるこいつらに、犬塚さんの顔を見させてやってください。お願いいたします。」
父「ハァ)・・・分かりました。でも、早くしてください。」
そう父親が言うと、Aの家族達は少し離れたところへ移動し、Aの棺桶の近くには私達だけになった。
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まごう - Niarさん» 返信遅くなり申し訳ありません(>_<)面白いと言っていただけて嬉しいです!しかも、ファンだなんて嬉しすぎます(;O;)これからも、更新頑張っていきたいと思います! (4月15日 0時) (レス) id: 3347cab624 (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - おもしろいー!大ファンです☺️ご無理ない程度に更新頑張って下さい! (4月9日 10時) (レス) id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まごう | 作成日時:2024年3月18日 0時