東リベ “桃太郎”の犬塚【佐野万次郎】1st

9話 ページ10

雉岡たちに先に帰るよう伝え、手を掴まれたまま少し離れたところに連れてかれる。

この前見たマイキーとドラケン、もう1人はじめましての人がいた。

誰だマジで。

ドラケン「お前、昼どこにいたんだよ。」

A「秘密。」

？「こいつが“桃太郎”の犬塚か？」

マイキー「そう。」

マジでどちら様？

てか、いつまで手掴まれたままなわけ？

ドラケン「この前公園で喧嘩しただろ？そこで助けた男の方が、こいつ、パーの親友なんだ。」

パー？あだ名かな？

こいつと指したのが、初対面の人だった。

パー「ありがとうな、犬塚。俺の親友を助けてくれて。」

A「まあ、別に大したことしてないし、気にすんな。」

なんだ、お礼を言いに来ただけか。

A「じゃあ、帰るからとりあえず手離してくんね？」

しかし、なかなかマイキーが手を離そうとせず


マイキー「俺、犬塚のこと気に入ったんだよね〜。


お前、東マンに入れよ。」


・


なんだって？

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