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344話 ページ45

A視点

イトナ「グワッ……!!

い、痛い……!!」

そう言って堀部君が急に唸り出した……!?

い、一体何が……!

殺せんせー「イトナ君!?」

イトナ「頭が、痛い……!!

脳みそが、裂ける……!!」

と、取り敢えず、堀部君の方へ寄らないと……!

そう思って堀部君に近寄った

シロ「イトナ!

これだけ結果が出せなくては組織も金を出せなくなるよ

君に情がない訳じゃないんだ

次の素体を運用する為にも何処かで見切りをつけないとね

さようならだ、イトナ

後は1人でやりなさい」

は……?

なんなの……!?彼奴……!!

殺せんせー「ま、待ちなさい!!

貴方、それでも保護者ですか!?」

シロ「教育者ごっこしてんじゃないよモンスター

なんでもかんでも壊す事しか出来ない癖に……

私は許さない

お前の存在そのものを……!!

どんな犠牲を払っても、お前が死ぬ結果だけが私の望みさ

それよりいいのかい?

大事な生徒を放っておいて」

A「待て!!シロ!!」

絶対に逃さない!!

シロを1発、絶対に殴らなきゃ私の怒りは収まりそうにない……!!

シロ「君は前より随分と他人に感情移入する様になったみたいだね

“母親の言いつけ”を破るのかな?

それとも、イトナに親近感でも湧いたのかな?」

へ……?

な、なんで、そんな事……知って……

【じゃあね、A】

っ……!違う……!!

あんな奴……!あんな奴……!!

あんな奴は、私の母親じゃない……!!

【どうしてこんな事も出来ないの!?】

消えろ……!!消えろ……!!

シロ「また会おう、“海野A”」

最後のは私にしか聞こえないくらいの小さな声で言った後、シロは姿を消した

違う……違う……!違う……!!

落ち着け、落ち着け……!

殺せんせー「大丈夫ですか……!?西野さん……!!」

A「!触んな……!!」

私は触れようとした殺せんせーの触手を払った

A「あ、違っ……」

【私なら簡単に出来る問題を何故解けない!?】

っ……!!

出て行け……!!

お前なんか……!

お前なんか……!!

殺せんせー「ニュウ……

ど、どうしたのですか……!!西野さん……!!」

神野「……大丈夫だよ、Aさん……」

A「っ……!!

私に触んな……!!」

お願い、離れて……

今は誰にも……会いたくない……

そう思ったら私は何処かへ向かっていった

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作者名:りん松 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年4月28日 0時

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