342話 ページ43
A視点
茅野「それもそっか……!」
A「そう考えると必然的にコレは人間の仕業となる
人間って範囲は広いけど、皆んなからしたらそこまできたら殺せんせーじゃないって事が一目瞭然なんじゃない?」
不破「確かにそうね……
と言う事は犯人は殺せんせーの情報を熟知している何者か……
律、私と一緒に手掛かりを探して頂戴!」
律「はい!」
業「その線だろうね〜
なんの目的でこんな事すんのか分かんないけど、いずれにせよ、こう言う噂が広まる事で賞金首がこの街に居られなくなったら元も子もない
俺等の手で真犯人をボコって、タコに貸し作ろうじゃん」
「「「うん!」」」
茅野「永遠の0……」
……気にしてたんだね……
あ、万次郎に連絡いれとかないと……
A「神楽ちゃんは帰る?」
神野「私も此処で捕まえるよ!」
なら、神楽ちゃんも帰らないって事も言っとかなきゃ
A今日、帰り遅くなりそう
万次郎なんで?
……なんでと言われても、下着ドロを捕まえる為……
とは言えないよね……
A学校の用事でちょっとね。神楽ちゃんも帰らないから今日は自分の家に居なよ
こんなもんかな……?
それで取り敢えず黒色のジャージに着替えてある場所に侵入した
不破「ふふっ、体も頭脳もそこそこ大人の名探偵、参上〜」
渚「やってることはフリーランニングを使った住居侵入だけどねぇ……」
……そもそも、コレ犯罪だよね?
無免許運転で乗ってる私が言うのもなんだけど……
寺坂「んで、不破よ
なんで真犯人がこの建物を次に選ぶって分かったんだよ」
此処ってちょっと大きい建物だけど、犯人が此処来る理由なんてないんじゃ……
不破「此処は某芸能プロの合宿施設
この2週間、巨乳ばかり集めたアイドルグループが新曲のダンスの練習をしてるって」
律「はい、犯人の傾向から考えると此処が狙われる確率、99.78%」
不破「しかも!明日が合宿最終日!
真犯人がこの極上の獲物を見逃す筈がない!!」
寺坂「成る程……」
確かに、そう言う事なら真犯人が来るかも……
渚「!殺せんせー……!」
その声を聞いて振り向いたら草陰に隠れてる殺せんせーの姿があった
渚「なんだ、殺せんせーも真犯人を追って……」
寺坂「どう見ても盗む側の格好だな」
A「なんか間違えたんじゃない?」
殺せんせー、変にそう言う所があるからね
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