万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

149話 ページ50

A視点

イトナ「勝てない……？

俺が……弱い？」

なんか、様子がおかしい……？

そう思ってたら黒い触手で殺せんせーに攻撃仕掛けようとしてる……！？

中村「黒い触手……！？」

前原「ヤベェ！キレてっぞ！彼奴！！」

それで窓から教室に入ろうとしたから私は前に出て蹴りを食らわせた

モロに入ったから後ろまで吹き飛んだ

A「アンタは弱いよ

私が勝てるくらいにね」

あの触手の攻撃は痛かったけど、あんなのいくらでも食らってるから問題ないし

イトナ「なんだと……！！」

それで攻撃してこようとしたから構えたら倒れた……？

シロ「すいませんね〜、殺せんせー

どうもこの子は、まだ登校出来る精神状態じゃなかった様だ

転校初日でなんですが、暫く休学させてもらいます」

殺せんせー「待ちなさい！

担任としてその生徒は放っておけません！

卒業するまで面倒を見ます！！

それにシロさん

貴方には聞きたい事が山程ある」

シロ「嫌だね、帰るよ

力づくで止めてみろ」

それで殺せんせーがシロの服を触ったら溶けた？

シロ「対せんせー繊維

君は私に触手1本触れられない

心配せずともまた直ぐに復学させるよ

殺せんせー、3月まで時間がないからね

責任持って私が、家庭教師を務めた上で……」

そう言ってシロは堀部君を抱えて帰っていった

一体彼奴は、なんだったの……？

そう思いながら私達は机を片付けに入った

殺せんせー「恥ずかしい恥ずかしい……」

さっきからこの調子で顔を覆ってる

何してるんだか……

神野「怪我、大丈夫そう？」

A「こんなの、怪我した内に入らないから」

傷とか出来てないだろうし

神野「で、でも、思いっきりぶつかってたし……」

A「なんなら、私は車が凹むくらい吹き飛ばされた事あるよ」

万次郎と大喧嘩をした時、手加減なしに思いっきり蹴り飛ばされてめっちゃ痛かった

神野「え！？だ、大丈夫だった！？」

A「まぁ、軽く意識は飛んでたね」

業「それで無事なのがAちゃんらしいよね」

A「どう言う意味……」

殺せんせー「あ！西野さん！！

無茶は辞めて下さいと言ったでしょう！？」

A「あれは無茶に入んないの

ムカついたから蹴った

ただそれだけの事だから」

殺せんせー「そう言う問題じゃありません！！

全く……！！」

イリーナ「西野も心配だけどそれ以上に驚いたわ

あのイトナって子、まさか触手を出すなんて

アンタも命があるのは運が良かったからよ」

運が良かったから……ね

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