万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

104話 ページ5

A視点

今は駅前に居る

バイクないから荷物重いし、家から遠いし、面倒だった

神野「忘れ物とかない？」

A「それ、今日で10回以上聞いてるよ」

そんな確認しなくても……

神野「だ、だって、確認は大事じゃん」

A「そこまでする必要はないと思うけど……」

それで電車に乗ろうとするけど、A組〜D組まではグリーン車でE組だけ普通車

A「コレ、差別に入るの？」

ぶっちゃけ、グリーン車も普通車もあまり大差ないと思うけど……

そう思いながら中に入った

私は窓側で凛香ちゃんの隣

神野ちゃんは私の前で千葉君の隣に座ってる

A「眠い……」

神野「あ、ブランケットと首が痛くならない様の枕があるけど、使う？」

A「ん、いい、大丈夫

寝れるから」

ふぁ〜、眠い……

習慣って怖いね

結局行くまで起きて勉強してたから眠い……

そう思いながら眠った


〜神野視点〜

ね、寝顔可愛い！

あ、写真撮ろ！

それでそーっと西野さんの寝顔を写真で撮った

ふふっ、可愛いな〜

あ、西野さんにブランケットかけてあげよう

それで私は起こさない様にそーっとブランケットをかけた

後でマイキー君に西野さんの写真送ってあげよ！

千葉「なんと言うか……

変わったな、神野」

神野「変われたのは全部、西野さんのお陰だよ

千葉君にも酷い事しちゃってたよね

ごめん」

千葉「ん、俺は別にいいよ

そこまで恨んでないから」

神野「！……ありがとう……！」

私は皆んなに酷い事したのに、皆んなは私と普通に接してくれる

ホント、私はいいクラスに恵まれたな〜

と言っても全部西野さんのお陰なんだけどね

A「スー……スー……」

！スースー言ってる！

可愛い！！

西野さん、なんでも出来るけど、目は大きくて凄い可愛い！

あ、カメラ音五月蝿いかな……？

A「ん……万次郎……

スー……」

ま、マイキー君を名前で呼んだ……！？

は、初めて聞いた……

ま、マイキー君に聞かせてあげなきゃ！！

あ……

ろ、録音し忘れた……！！

マイキー君に聞かせたかったな……

もう1回言ってくれないかな……？

A「……神楽……ちゃん……」

え？

い、今、私の事……

な、名前で……？

す、凄い嬉しい！！

もっと呼んでほしい！！

あ、また録音し忘れた！！

西野さん……

Aちゃん……って……

いや、流石に恐れ多すぎて言えないよ〜〜〜！！

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