万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

135話 ページ36

A視点

今日は体育の授業が始まる前に烏間先生から説明があった

なんでも、ビッチ先生とビッチ先生の師匠でどっちが早く烏間先生を暗殺出来るか勝負してるって

暗殺出来なかったらビッチ先生は此処の先生を辞めるらしい

烏間「と言う訳だ

今日1日迷惑な話だが、君等の授業に影響は与えない

普段通り過ごしてくれ」

烏間先生も大変そうだね

イリーナ「烏間先生〜！

お疲れ様〜！

喉乾いたでしょ？

はい！冷たい飲み物〜！

ほら！グッといって！グッと！

美味しいわよ〜！」

なんか飲み物に入ってる……

絶対になんか入ってる……

烏間「大方筋弛緩剤だな

動けなくしてナイフを当てる

はぁ……

言っておくが、そもそも受け取る間合いまで近寄らせないぞ」

イリーナ「っ……あ、あぁ、ちょっと待って！

じゃ、此処に置くから！

あ！いったーい！

おぶって烏間！！

おんぶ〜！！」

……コレが殺し屋……？

A「こんなやり方が……？」

私でも引っかからない様なやり方をするのが殺し屋……？なの？

神野「あー、違うよ

最初は本物の殺し屋みたいだったんだよ

確か、ハニートラップで1、2位を争うくらいの殺し屋らしいよ」

へぇー、ハニートラップで……

……それにしては下手の様な……

A「まぁ、烏間先生も大変そうだけど、あー言う勝負、1回やってみたいな」

喧嘩じゃなく、抗争でもなく、個人での暗殺での勝負

1回も何気にあぁ言う感じでやった事ないからさ

殺せんせー「それでしたら、西野さんも参加してみては？」

神野「！？こ、殺せんせー……！？」

A「烏間先生を暗殺出来たら殺せんせーも暗殺出来る？」

殺せんせー「それはどうでしょうね

ヌルフフフフフ」

A「参加していいならしようかな

殺し合いはした事なかったからさ」

殺せんせー「殺せるといいですねぇ

ヌルフフフフフ」

烏間「勝手に増やすな！」

A「んじゃ、よろしくね」

烏間「……言っておくが、生徒だからって手加減はしないぞ」

A「別にいらないよ

大人をノすくらいは私に出来るよ」

烏間先生をノせるかは知らないけど……

A「それに、歳上に日和る程、弱くないから」

万次郎を相手にしてるみたいで嫌だけど、もし烏間先生を暗殺出来たら万次郎に1歩近づく……！！

そうすれば、万次郎の事を全部の面で守ってあげれる

そう思いながら私は着替えに戻った

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