万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

130話 ページ31

A視点

あれから暫く私は午前の授業だけ起きてるようにしてる

分かりやすいし、昼間はお昼寝しても夜カバー出来るから問題ない

それで今は英語の授業を受けてるんだけど……

流石殺し屋と外国人なだけあって凄い発音がいい

イリーナ「日常会話なんて実は単純

周りに1人は居るでしょ？

マジすげぇとか、マジやべぇで会話を成立させる奴

そのマジに当たるのがご存知really

木村、言ってみなさい」

木村「り、リアリー」

イリーナ「はい駄目ー

LとRがごちゃごちゃよ

LとRの発音は、日本人と相性が悪いの

私としては通じはするけど、違和感あるわ」

木村「あ、はい」

イリーナ「相性が悪い物は逃げずに克服する

コレから先、発音はチェックしてるから

LとR間違えたら……

公開ディープキスの形よ」

え、絶対嫌だ

発音、間違えないようにしよ

キスとか、万次郎だけとしたい

それから授業が終わり帰りの時間となった

はぁ……

バイク持ってくれば良かった

神野「帰ろ！西野さん！」

A「んー、今行くー」

それで下に降りたら……

場地「お、A！

やっと来たか！」

松野「お疲れ様です」

A「！居たならもうちょっと早く降りたのに」

神野「え、だ、誰……？」

場地「なんだ、神野も居んのか」

神野「そ、その声、場地君？」

場地「おー、そうだけど？

偶々寄ったから次いでに勉強も教えてもらおうと思ってきたんだ」

松野「バイクが見つからなかったので歩きで来たと思って待ってました！」

……探したんだ

A「まぁ、正解だけどさ……

取り敢えず、帰ろっか」

神野「うん！」

それにしても、神楽ちゃんは東卍の殆どのメンバーと仲良く出来てるみたい

バチバチやってないからそれもそれでいいんだけど……

万次郎とは近すぎな様な気もする……

A「圭介は今どの範囲やってるの？」

場地「俺は今5年の範囲の復習と6年の範囲に入りかけてる

あの芽の奴も順調に育ててるぞ

やっぱりあれって分かりやすいな」

A「それは良かった」

場地「お陰で、2年だからズタボロな所はあったけど、英語とかは中1からみたいなもんだからAに教えてくれてるお陰で半分は解けて赤点回避したんだ！」

A「！？それは凄いね」

確か、圭介の所は中間が遅いからこの間やったんだよね

それで英語の赤点回避したのは結構凄い事だと思うけど……

場地「数学もギリだけど赤点回避したんだ

んで、他の教科はズタボロだった」

え、け、圭介が2教科も赤点回避したの……！？

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