万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

103話 ページ4

A視点

それからバイクで神野ちゃんを後ろに乗せて一緒に家に帰った

万次郎「A〜！！」

そう言って抱きついてきたけど、今日は力が強すぎて後ろに倒れた

神野「西野さん……！？」

A「ど、どうしたの？」

なんか、何時もより勢いが凄いけど……

万次郎「修学旅行に行きたくねー！」

A「と、取り敢えず、部屋で聞くから……」

そう言った後少し緩んだから体を起こして中に入った

万次郎「だってAと3日間も離れるんだぞ！？

そんなの嫌だ！！」

と言われても……

A「あ、そう言えば、修学旅行いつなの？」

万次郎「ん？あー、いつだっけ？ケンチン」

龍宮寺「確か、来週の金曜からだろ？」

万次郎「だってさ」

ん？来週の金曜……？

A「確か、私達も一緒だよね？」

神野「あ、うん、そうだよ！」

万次郎「ハァ！？なんでだよ！！

俺はAと離れるのが嫌なのに何処の馬の骨か分からない奴は一緒に居る！？

冗談じゃねぇよ！！」

……なんか、去年も1泊2日で居なかった時、騒いでた様な気がする……

龍宮寺「と、こんな感じで朝からずっと暴れてるんだ

A、どうにかしろ」

神野「あー、成る程……」

どうにかしろって言われても……

万次郎「コノはいいよな〜

Aと同じ中学だから一緒に居れて！！」

神野(嬉しいんだけど、なんか素直に喜べない……)

コノって……

なんか、凄い親しげじゃん……

三ツ谷「あれ？お前達もその日なの？

俺達もその日なんだよな

なぁ？ペーやん」

ペーやん「おう！」

へぇー、被ってるんだ

A「もしかしたら何処かで会うかもだし、日付が被ってるなら、修学旅行中に会わないとは言い切れないじゃん」

万次郎「……それもそうだな

よし！俺はAを見つける！」

いや、意図的に見つけようとするものじゃないと思うけど……

万次郎「だから、待ってろよ！」

と明るい笑顔で言ってきた

A「！……はいはい

待ってるよ」

ずっと、万次郎の事、待ってるよ

三ツ谷「やっぱり、マイキーを大人しくさせるのはAにしか出来ねぇな」

龍宮寺「あの2人は長い付き合いだしな」

A「圭介とマイキー程じゃないよ」

長いと言っても言うて5.6年の付き合いだし……

万次郎「付き合いの長さとか関係ねぇの

俺はAと側で居れればそれで十分」

A「そう？

なら、良かった」

万次郎「んー、A〜

好き〜」

A「私も、好きだよ

マイキーの事」

それから暫く話して解散となった

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