万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

126話 ページ27

A視点

菅谷「ま、機械に常識は分かんないよ」

原「授業が終わったらちゃんと解いてあげるから」

A「どっかの馬鹿の考え方は一理あるけど、別に嫌いって言ってる訳じゃないからさ」

馬鹿は言い過ぎだったかな？

けど、ちょっとイラっとしたから馬鹿って出ちゃったけど……

まぁ、いっか

寺坂「んだと！！テメェ！！」

業「寺坂さ、Aちゃんに喧嘩売って勝てんの？」

寺坂「……チッ！」

杉野「そりゃこうなるわ

昨日みたいなのがずっとだと、授業になんないもんな〜」

それから静かな授業となった

やっぱり分かりやすい

最後まで聞いてても全然分かりやすかった

コレはお昼まで起きてようかな

ご飯食べたら寝よ

そして夜に少し勉強をやる

それで期末はどうにか乗り切ろうかな


〜翌朝〜

神野「まだ居るよね？

あの子」

A「居るだろうね

神楽ちゃんは1番災難な席だね」

攻撃される度に隣から銃が出てくるし、至近距離で当たりやすいしね

神野「うん……」

そう思って入ったらなんか体積が増えた……？

律「おはようございます！神野さん！西野さん！」

え……

ちょっと、変わりすぎじゃない……？

自立思考固定砲台「隣の席ですが、よろしくお願いします！」

神野「う、うん！よ、よろしくね……！」

A「まぁ、いい方向に変わった者同士、仲良くなれるんじゃない？」

神野「！？そ、そうかな？」

A「そう思うよ」

少なくとも、今の神楽ちゃんはね

それにしても、ホントに1日だけで凄い変わりすぎじゃない？

寺坂「何騙されてんだよ、お前等

全部あのタコが作ったプログラムだろうが

愛想良くても機械は機械

どうせまた空気読まずに射撃すんだろ？

あのポンコツ」

A「そんな言い方ないでしょ？」

自立思考固定砲台「ありがとうございます、西野さん

仰る気持ち、分かります

寺坂さん

昨日までの私はそうでした

ポンコツ……

そう言われても、返す言葉がありません……！」

そう言って泣かせちゃった

片岡「あーあ、泣かせた」

原「寺坂君が2次元の女の子泣かせちゃった」

A「対して彼女より強い訳でもない癖に」

寺坂「なんか誤解される言い方辞めろ！！

後、テメェは喧嘩売ってんのか！？」

A「売ってあげてもいいよ？

どうせなら、最初の時みたいに喧嘩売ってきたら？

買うよ？

ボコボコにして、お釣りがいくくらいに」

業「寺坂〜、Aちゃん言い出したら止まらないよ？」

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