万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

102話 ページ3

A視点

中村「マイキー君と何処まで進んだの！？」

不破「何年付き合ってるの！？」

中村「馴れ初めは！？」

A「ちょ、そんな一気に聞かれても答えられないよ」

そう言ってたら扉が開いた

E組「「「ん？」」」

殺せんせー「1人1冊です！」

？あの分厚い本は何……？

磯貝「なんですか？」

殺せんせー「修学旅行のしおりです」

え？しおり……？

殺せんせーがそう言った後手に重い物が乗った

重っ……！！

前原「辞書だろ！コレ！！」

これがしおり……！？

こんな分厚いの見た事ないんだけど……！！

殺せんせー「イラスト解説の全観光スポット、お土産人気トップ100！

旅の護身術入門〜応用まで、昨日徹夜で作りました！！

初回特典は組み立て式工作、金閣寺です！」

岡島「どんだけテンション上がってんだよ！」

A「おー、結構リアル」

組み立て式って言ってたからどんな物かと思ったけど、結構リアルだった

速水「！？い、いつの間に金閣寺を作ったの？」

A「さっき」

部屋に飾ろっかな

部屋なら万次郎に壊される心配もないしね

まぁ、壊したら壊したで殴るんだけど……

中村「あ、話が流れてたけど続き！

で？どうなの！？」

A「どうって……」

何処まで進んだのって言われても……

A「まぁ、マイキーって凄い子供っぽい所あるけど、私の事を第一に考えてくれるんだよ

それに、マイキーと毎日居ると楽しいし、退屈しないんだよね」

学校が違う時はちょっと寂しかったし、今でも一緒の中学に行きたかったって思うけど……

でも、それ以上に万次郎が私と居る時間を大切にしてくれるし、凄い楽しい

だから、寂しくても、辛くはないんだ

中村「へぇ〜、そうなんだ

で？何処までやったの？」

不破「チューはしたんでしょ？

その先は？」

その先……？

神野「あー！西野さんは純粋なの……！！」

そう言って突然耳を塞がれた

え、なんで神野ちゃん？

A「どうしたの？」

神野「あ！？ご、ごめん、耳を勝手に塞いじゃって……」

A「別にいいけど……

班、違う所だよね？」

何処から聞いてたの？

神野「ちょ、ちょっと、危険を察知して……

ご、ごめんね！戻るね！」

そう言って戻っていった

……なんだか、段々隆みたいになってきたな〜

そう思いながらそれ以上追求される事なくとは言えないけど軽く違う答えを言いながらコースを決めていった

103話→←101話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す