万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

118話 ページ19

万次郎視点

業「隙があれば直ぐにでも俺が奪うから

コレはその宣戦布告」

は？舐めてんの？

万次郎「お前なんかにぜってぇ隙なんか与えねぇ

そもそも、お前が奪う隙なんか1mmもねぇよ

諦めろ」

お前なんかがAと俺の間に入る余地はねぇよ！

バーカ！

業「少なくとも、俺は今、マイキー君よりはAちゃんの近くに居るしね

それに、何年間もAちゃんと友達だった

喧嘩でもしたら直ぐに奪える位置に俺は居るよ」

万次郎「は？やらねぇよ

Aをお前にやるかよ」

誰にもAはやらねぇよ

Aの彼氏は俺だけだ

例え奪える位置に居ようともな

……Aに会いてぇ……

A不足……

そろそろAに会いてぇな……

万次郎「！Aが居る……！」

業「え、突然何？」

龍宮寺「はぁ？そりゃあどっかには居るだろが……

ちょ、おい！マイキー！！

何処に行く気だ！！」

そうケンチンが言ってんのを無視して俺はAを探しに行った

確か此処ら辺を通った筈なんだけど……

コッチかな？

あ！居た！

万次郎「A〜！」

そう言ってAに俺は後ろから抱きついた

A「？万次郎？」

万次郎「ん、A不足」

Aだ〜、最高……！

そう思いながら俺は後ろからキスをした

久し振りのチューだ〜

柔らけぇ〜

万次郎「ん゛っ……！？

に、苦い……」

な、なんで……

口の中が凄ぇ苦い……

Aの口、こんなに苦くない筈なんだけど……

なのになんでこんなに苦ぇんだ？

A「コーヒー飲んだからね」

万次郎「え、寝れなくなるよ？

後、トイレにも行きたくなるよ？」

それなのになんで飲んでんの？

早く寝た方がいいじゃねぇかよ

A「ん、後1本で終了する」

あれ？そう言えば……

万次郎「コーヒー、好きだっけ？」

Aがコーヒーを飲んでる所全然見ないけど……

俺が知らないだけか？

そんな事ない筈だが……

A「いや、寧ろ嫌いな方」

やっぱり好きじゃねぇんだな

？あれ？

万次郎「？じゃあなんで飲んでんの？」

A「起きてる為」

……多分、昼間はずっと歩いてたんだろ〜な〜

Aは今、スッゲェ眠いと思うから寝かせねぇと

万次郎「……寝ろ〜！」

そう言って俺は体重をかけた

A「此処で寝れないから……！」

だけど、俺は引きずられながらどっかに行った

痛い……

ん、ふぁ〜、なんか、俺も眠い……

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