万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

117話 ページ18

万次郎視点

？A……？

龍宮寺「？どうした？マイキー」

万次郎「いや、Aがさっき通ったと思ったけど……」

どっか行ったから多分違うかも

万次郎「気の所為かも」

前原「どんなレーダーだよ……」

三ツ谷「マイキーは半径50m内ならAの匂いを嗅ぎつけられるんだよ」

前原「犬か！」

でも、さっきAの匂いがしたんだよな〜

……まぁ、いっか

万次郎「ねぇ、ケンチン〜

お腹空いた〜」

龍宮寺「もう夜だぞ」

三ツ谷「あ、そういや飴を入れたままだったけど、食う？」

万次郎「！食う！！」

そう言って俺は三ツ谷から飴を貰った

うめぇ〜

龍宮寺「三ツ谷、マイキーを甘やかすなよ」

三ツ谷「ドラケンがそれを言うか？」

万次郎「……Aに会いてぇ……」

Aの所行きてぇな……

龍宮寺「明日からずっと会えるんだからそれで我慢しろ」

万次郎「嫌だ！Aに会いに行く！」

龍宮寺「駄目に決まってんだろ」

三ツ谷「でも、そろそろ俺達は戻った方がよくねぇか？

此奴等の邪魔にもなるだろうし」

前原「あー、それは問題ねぇよ

俺達はお前等にどうこう言う資格ねぇし……」

磯貝「マイキー君達は俺達の恩人でもあるから、好きなだけ居ていいぞ！」

ペーやん「不良に日和らない奴は早々いねぇぞ？」

前原「そこはさ、お前達いい奴じゃん？」

万次郎「Aが居るから手出さないだけだし」

Aのクラスメイトとか、Aが庇ってなかったら此奴等の事守る義理がねぇしな

杉野「それでも、俺達の事守ってくれた事には変わらねぇじゃん？

なら、ビビる必要ねぇだろ？」

三ツ谷「肝据わってんなー、お前等」

前原「そうかー？」

なんでそこまで安心しきれてんだ？

……なんかあんのか……？

この学校には……

業「おっ、面白そうな事してんじゃん」

磯貝「カルマ！」

前原「いいとこに来た

お前、気になる人居る？

あ、好きって感情だからなー」

業「んー、俺は奥田さんかな？」

菅谷「言うのかよ」

前原「お、意外〜

なんで？」

業「だって彼女、怪しげな薬クロロフォルムとか作れそうだし、俺のイタズラの幅が広がるじゃん？」

前原「絶対くっつけさせたくない2人だな」

業「まぁ、気になるのが奥田さんだけど、好きなのは別ね」

前原「え、じゃあ好きなのは？」

業「Aちゃんだよ

でも、マイキー君の彼女だからって諦めるつもりはないけどね」

は？いい度胸じゃん

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