万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

112話 ページ13

A視点

殺せんせー「そ、そこをなんとか……！」

龍宮寺「なんとかって言われてもねぇもんはねぇんだよ」

A「いや、そんな事よりも」

殺せんせー「そんな事じゃありません！！」

A「なんで此処に居るの？」

昨日は居なかった筈……

万次郎「此処、今日だけだけど、俺達の学校も泊まってんの」

？……も？

A「も……って事は他にも居るの？」

万次郎「んー？

下の階に俺達と三ツ谷達の学校が居るよ

上の階は貸切って言ってたから誰かと思ったらAだったんだ」

そう言う事だったんだ

万次郎「Aの学校は結構有名だからもっといい所に泊まると思ってた」

A「私達E組には予算出してくれないからね」

万次郎「チッ、んだよ、Aを差別しやがって……

まぁ、俺はAといれたからそれはそれでいいけど……」

A「と言うか、下には降りてないのによく気づいたね？」

万次郎「Aの匂いがした」

え、匂い……？

それで自分の腕を匂ってみた

A「く、臭い……？」

臭くないと思ってたけど……

そんなに匂ってたのかな……？

そうケンチンに聞いた

龍宮寺「そう言うのじゃねぇだろ

マイキーの場合は異常だ」

万次郎「Aはいい匂いする

はぁ……落ち着く……

今日は一緒に寝る！」

A「！？い、いやいやいや！別の所で寝ちゃ駄目でしょ！」

第一、修学旅行なんだし、先生達から怒られるんじゃないの？

龍宮寺「いいんだよ、実際マイキーは放し飼いみたいなもんだ

先生達も何も言わねぇよ」

……それってつまり、万次郎が手に負えないって事でしょ……？

磯貝「あれ？ドラケン君にマイキー君？」

龍宮寺「？おー、磯貝

どした？」

磯貝「偶々見えたから寄ってみただけだ！

2人はどうして此処に？」

龍宮寺「下の階に俺達が泊まってたから来ただけだ」

磯貝「へぇー、そうなのか

あ、なら俺達の部屋に寄ってくか？

男子の大部屋1つだけど」

万次郎「俺はAの部屋に行く」

A「私は女子部屋でE組の女子の皆んなが居るよ」

龍宮寺「マイキー、それは流石に駄目だろ

俺達はそっちに三ツ谷達も誘って行っていいか？」

磯貝「おう！いいぞ！」

そう言って万次郎を引き離してケンチンは下の階に降りて行った

A「私は戻るよ」

殺せんせー「はい、それでは今度こそおやすみなさい」

私は女子部屋に戻った

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