万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

101話 ページ2

A視点

午後になって班ごとに集まる事となった

中村「……あのさ、私と一緒の班で、嫌じゃないの……？」

A「？別に？」

なんで？

中村「だって、私……

西野ちゃんに結構酷い事しちゃってたし……

その殆どは私だったからさ……」

不破「私も、水を被せるとか酷い事しちゃったし……」

A「その代わりで机を壊していい権利があるんでしょ？

それに、そこまで交流なかったからなんとも思わないけど……」

……言ってて酷い事言ってるって少し思ったけど、別に取り消すつもりはないかな

中村「……そっか

……でも、それだけじゃ足りないと思うから、修学旅行、思い出に残る楽しい物にしよ！」

A「うん、そうだね」

どうせなら思い出に残るのは楽しい方がいい

岡島「……そうだな

神野の償いも込めて、いい思い出にしようぜ！！」

不破「じゃあ先ずは場所からか〜」

千葉「スナイパーの人が狙いやすい所がいいよな」

A「バイクって持ち物に含まれない？」

速水「どうやって持っていくの……」

中村「仮に持っていけたとしても、持っていってどうするのさ……」

A「愛車と2泊3日離れるのが惜しい……」

速水「好きなんだね」

A「第二の相棒だから」

三村「話が逸れたけど、此処とかどうだ？

暗殺の場所に」

岡島「おー！此処、時代劇をやってるみたいだな！」

！成る程……！

A「確かに、人が多いと気配を紛れ込みやすいかも……

オマケに私達の殺意を付け加えれば、スナイパーの殺意も隠せるんじゃない？」

速水「いいかも」

不破「確かに！

じゃあ、暗殺をする場所は此処にして、他はどうする？」

A「金閣寺見てみたい」

菅谷「確かに、見てみたいなー」

中村「後は清水寺とかは？」

不破「お！いいね！」

岡島「色っぽいちゃんねーと結ばれるんだ！」

三村「それは違うと思うが……」

清水寺か……

今度、万次郎と行きたいな

不破「そう言えば、あの無敵のマイキー君と仲良しみたいだね？」

中村「あの時、私達と離れてコッソリチューって！」

とニヤニヤしながら聞いてきた

岡島「何！？マジか！！」

三村「よく見てたな」

中村「まぁ、私もコレでも西野ちゃんに悪い事したって思ってるからさ」

A「？彼氏だから当然じゃない？」

キスするのってそんなに赤面する事なの？

しょっちゅうしてるから感覚が狂ったのかもだけど……

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