万次郎の彼女は不良とアサシンになるようで参

100話 ページ1

A視点

アレから暫く経って神野ちゃんの1人部屋も出来た

今はお昼、凛香ちゃんと食べてる

神野ちゃんにはアレから更に懐かれた様な気がする

そして、万次郎と神野ちゃんが凄い仲良くなってる……

仲が悪いのもそれはそれで困るんだけど、仲良くされるのもそれはそれで嫌だと言うかなんと言うか……

速水「A、怪我は？」

A「ん？あー、まだ痣が残ってるけど、顔とかは殆ど治ったよ」

残ってると言っても殆ど治った様なもんだし

神野ちゃんは傷とか全部完治して奇跡的に後遺症にもならなかった

女の子に傷があるといけないもんね

速水「そう……

あ、修学旅行の班は誰かと決まった？」

修学旅行……？

あー、そういえばそんなのあったね

A「まだ決まってないよ」

速水「なら、私達と一緒にならない？」

凛香ちゃんと？

A「いいけど、他のメンバーは？」

速水「私と中村に、岡島、菅谷、千葉、不破、三村の7人」

A「分かったけど、私でいいの？」

速水「うん、Aがいいし、他の皆んなからも許可は取ったよ」

それならいいけど……

神野「あ、西野さん！

よ、良かったら一緒にならない？

茅野さんや渚君、カルマ君も一緒なんだけど……」

A「あ、ごめん

先に先約入っちゃったから……」

神野「そ、そっか……」

神野ちゃんは落ち込みながら渚達の所に戻ってった

……なんか、ホントに変わったな〜、神野ちゃん

速水「……私で良かったの？

あっちは茅野やカルマ、渚が居るけど……」

A「あー、別に先に誘われたのは凛香ちゃんだから凛香ちゃんの方に入るだけだよ」

最初に約束したからには守らないと

A「それに、別に凛香ちゃんと一緒に居るのは嫌じゃないし」

速水「！そ、そう……」

そう言ってそっぽ向いちゃった

耳、赤い……

A「……照れた？」

速水「て、照れてない！

そ、それよりAは寝てたから聞いてなかったみたいだけど、修学旅行でも暗殺をするってよ」

A「まぁ、そうだよね」

それから細かい説明を聞いた

なんだ、私達は仕掛けないんだ

殆ど修学旅行と変わりないじゃん

速水「後、午後は起きといてよ

周るコースの話をするから」

A「んー、分かった」

まぁ、午後くらいならいいかな

そう思いながら作ったご飯を食べてる

うん、チーズってどうかと思ったけど、このオカズに意外とあって美味しい

今度も作ろっかな

同じ味のを作ったらだけどね

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