139話 ページ41
A視点
釘崎「また、暗い顔になってるわよ」
A「あ、ごめん」
伏黒「そう簡単に吹っ切れたら苦労しないだろ
虎杖とは家族だったんだ
俺達とは過ごしてきた時間の長さが違う」
釘崎「まぁ、そう言うもんか〜」
A「でも、大丈夫
今は、悠仁の事忘れて交流会に集中するよ」
悠仁の事を引きずって負けたら、それこそ今までの皆んなの苦労が水の泡だから……
伏黒「……無理する必要はないからな」
A「うん、ありがとう」
ホント、恵によく気を使われっぱなしだな〜
A「恵も、無理しないようにね?」
伏黒「A程無理をする奴を俺は知らない」
釘崎「私も知らない」
真希「私もだな」
狗巻「しゃけ」
パンダ「まぁ、1番無理してるの実際にAだしな〜」
……余計なお世話だった?
伏黒「お前がそんなに無茶してるから、俺も負けてられないと思った
だから、新しいのを使える様にもなった
そこは感謝してる
ありがとな」
A「私は、何もやってないよ……」
真希「まぁ、後輩に負けてばかりなのも癪だしな」
狗巻「しゃけ!いくら……!!」
パンダ「棘の言う通り
Aに難題を押し付けっぱなしもカッコ悪いからな〜」
釘崎「偶には私達にもカッコつけさせなさいよ!」
A「!……そんなにカッコつけてたかな?」
釘崎「そうよ!
いっつもカッコイイ所持っていって!
……でも、実力がAよりなかったからあの時も私は何も出来なかった
今度は、弱虫な友達くらい守らせなさいよ」
!野薔薇……
伏黒「俺だって、お前くらい守れなきゃ強くなったとは言えないだろ?」
!恵……
A「じゃあ、私は2人の事守るね」
パンダ「先ずは交流会だけどな」
狗巻「しゃけ」
A「そうですね」
真希「ん?
おい、来たぜ」
!来た……!
京都校の人達が……!!
真依「あら、東京校の皆さんお揃いで
わざわざお出迎え?
気色悪い」
禪院真依先輩
真希先輩と双子で、あの時悠仁の事を馬鹿にした奴……!!
術式は真希先輩の情報だと、銃に呪力を込めるだけ
東堂「乙骨居ねぇじゃん」
東堂葵
人の話を聞かない
でも、実力は京都校でトップ
術式は確か不義遊戯
一定以上の呪力があればそれと位置を交換する事が出来る
まぁ、あんまり術式は使わないだろうからコレは注意しなくていっか
釘崎「五月蝿ぇ、早く菓子折り出せコラ
八ツ橋くずきりそばぼうろ」
狗巻「しゃけ」
東堂「腹減ってんのか?」
「何あの1年、怖……」
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ