58話 ページ10
A視点
A「ん……」
こ、此処は……?
東堂「!目が覚めたか!A!!」
A「うるさ……」
東堂「良かった、良かった!」
目覚め悪い……
よりにもよって、東堂の顔アップはキツい
釘崎「A!」
真希「生きてんな!」
A「はい」
真依「あら、起きたの?」
東堂「よし!起きた事だし、一緒に高田ちゃんの握手会に行くぞ!」
A「行きませんよ」
東堂「!?何故だ!!」
A「好きでもないのに行って失礼だから」
東堂「握手会に行けば好きになるさ!」
自分勝手!!
普通にアンタと行きたくないの!!
東堂「何故だ!A!!」
真希「お前の事嫌いだってよ」
東堂「な、なんだと……!?
Aが………お、俺の事を……
いや、Aが俺の事を嫌いになる筈はない!
なんせ!この俺がこんなに愛しているのだから!!」
釘崎「自己中過ぎんだろ」
A「貴方が愛してる=私が愛してるじゃないから
私には、好きな人が居るから」
東堂「!なんと……!!
お、俺が好きなんじゃないのか?
俺の事を、受け入れてくれたんじゃ……
いや!コレは夢だ!
きっと次の日になればいつも連絡をくれなく、連絡をしても繋がらないがAが愛してくれてる日常に戻る!!」
そう言えば悠仁と電話してた時に、かかってきてたな〜
返す気はなかったけど……
真希「それ、愛されてないだろ」
東堂「おっと、時間だ、ついてこい!真依!」
真依「もう、勝手な人!」
それは思う
東堂「ハァ、いつもの京都が外れるとはな……
だが、Aに会えた事は良かった」
真依「アンタ達、交流会はこんな事じゃ済まないわよ」
釘崎「何勝った感出してんだ!
制服置いてけコラ!!」
真希「辞めとけ馬鹿
此処じゃ勝っても負けても貧乏くじだ
交流会でボコボコにすんぞ」
A「野薔薇?ボロボロ」
何で……?
釘崎「あぁ、気にしなくていいわよ
ほら、立てる?」
そう言って野薔薇は私に手を出した
A「うん、ありがとう」
それで手を受け取り立った
A「でも、穴だらけ」
釘崎「気にしなくていいって言ってんでしょ!」
そう言って今度は私にデコピンをしてきた
A「痛い……」
釘崎「アンタこそ、まだ怪我治ってないんでしょ?
無理するんじゃないわよ」
A「……ごめん」
何か、怒られた……
真希「何やってんだ、ほら行くぞ
此処に居ても仕方ないだろ
硝子さんとも合流するぞ」
そう言われ私達は硝子先生の所に向かった
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