75話 ページ27
A視点
！呪霊が使ってた奴も……
朱雀【ま、一朝一夕で出来る訳じゃないけどな】
A「それは分かってる」
領域展開を出来る様になったのは大分前だったけど、完璧に使える様になったのは最近だし、それは痛い程分かってる
朱雀【だが、あるキッカケさえあれば出来る】
五条「キッカケって？」
朱雀【さぁな、何がキッカケになるのか俺には分からん
唯、1つ言えるのは、A
お前は、この世の人、呪いを全て消し去る事が出来る力を持ってる
今は、そこの五条とか言う奴に勝てなくても、他の奴等に負けようとも、いずれAは誰にも負ける事がなくなる
だから、これだけは覚えとけ
お前の力は、簡単に世界を滅ぼせると……
それは時に、人から称賛され、人から恐れられるだろうと……】
そう言ったら朱雀は霊符に戻り私の手元に返ってきた
……私の力は、世界を簡単に滅ぼせるんだ……
それが、周りからは恐れられるんだ……
だけど、本当にそんな事が可能なの……？
皆んな、過大評価しすぎなんじゃ……
五条「……どうする？
今日はそのまま帰る？
色々聞いて情報の整理をした方がいいだろうし……」
A「いいえ、そのまま稽古をお願いします
話を聞いた上ではっきりしてる事は……
今のままじゃいけない
強くならないといけない事ですから……！」
もし、他の領域を使えるなら、使える様にした方がいい……！
五条「そんじゃ、またあそこに行こっか」
A「はい」
グー
A「……すみません」
お昼、野薔薇と一緒に食べる予定だったけど、五条先生に(無理矢理)連れて行かれたから、お昼食べれなかった……
しかも、今は3:00だからまぁまぁ時間が経ってる
……悠仁の目の前じゃなかった事だけは幸いだった
五条「そういや何も食べてなかったね
何か食べてから、高専に戻ってやった方が早いか……
よし！そんじゃ車に乗ってー」
A「はい、すみません」
折角、着いてきてもらったのに……
五条「今更気にしなくていいの！
それに、僕もお腹空いたから、パフェでも食べようかな」
……それは、デザートでは？
五条「あ、何処に行きたいとかある？
勿論、高専で食べるのもありだけど……」
A「いえ、特には……
あ、天ぷらを食べたいです」
五条「オッケー、天ぷらね
天ぷら屋にパフェがある所は……
あぁ、ちょっと遠いけど、あるね
じゃあそこに行こう！」
それで車に乗りそこに向かった
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