46話 ページ48
A視点
ゆっくり眠れたし、ご飯も前よりは食べた
青龍【全然食べれてないっすけどね〜】
A「前よりは食べた」
青龍【引きこもる前まではもっと食べてたんっすけどね
まぁ、引きこもってからおにぎり1個しか1日食べなかったっすからそれが朝で1個はまぁ食べてるんじゃないっすか?
顔色も全然いいっす】
A「流石、お医者さんの家に継承されてただけあるね」
青龍【技術はそこまで凄くないっすよ〜?
あくまで、どういう状態なのかくらいしか分かんないっすよ】
……凄くない……?
凄くないってなんだろ……
そう思ってたら、青龍は元に戻ってた
……確認しただけだったんだ
……いや、心配してくれたのかな?
それだったら、ありがとう……
そう思いながら私は部屋を出てグランドに向かった
グランドには、真希先輩、棘先輩、パンダ先輩、野薔薇が居た
真希「!?A!?」
釘崎「!ようやく来たわね!
全く、来るのが遅いのよ」
パンダ「もう大丈夫なのか?」
狗巻「昆布?」
A「はい、大丈夫です」
?此処には4人しか居ない?
恵は……?
!まさか……!
悠仁みたいに……!!
伏黒「!A……!」
A「恵!」
伏黒「良かった、出てきてくれたんだな……
ったく、心配し……」
そう言い切る前に私は恵に抱きついた
そして、恵の胸に耳を当てた
良かった、動いてる……
伏黒「!?A!?は、離れ……」
A「良かった、生きてる……」
悠仁みたいに、死んでない……
ちゃんと、心臓動いてる……
伏黒「……あぁ、俺は生きてるぞ」
A「うん……う゛ん゛」
釘崎「ちょ!?泣く事!?」
A「もう、悠仁も死んじゃって、皆んなまで死んじゃうなんて、嫌だよ……」
真希「誰に向かって言ってんだ?
私が簡単に死ぬ訳ねぇだろ」
パンダ「確かになぁ」
狗巻「しゃけ!」
釘崎「こんな、弱っちぃ友達を置いていく訳ないでしょ」
伏黒「皆んな、ちゃんと此処に居る」
そう言って、皆んなは私の事を囲んで、真希先輩や、狗巻先輩、パンダ先輩は頭を優しく撫でてくれた
恵と野薔薇が、優しく抱きしめてくれた
青龍(そういう所が、どっかに行っちゃいそいで、皆んなが心配するんだよ
おっと、素が出ちゃったっすね〜
“彼奴”と約束したけど、心の中くらい許してほしい……
って甘えた事言ったら解剖されちゃうっすね)
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