14話 ページ16
A視点
虎杖「じゃあ、呪いの事……」
A「知ってたよ、前から……」
知ってたからこそ、私が狙われて、悠仁に何回も被害が及びかけた
高校になったら、離れようと思った
だけど、悠仁との縁を切るのは無理だった
だから、最後に、遠距離でいいから、自分の気持ちを伝えた
悠仁には、呪いなんて知らない世界で、生きていてほしかった……
虎杖「そっか……
その、怪我も……」
(何時も怪我してたのも、呪いで……)
A「……悠仁が気に止む事じゃないよ
私が、不注意だっただけだから
それより、早く骨拾っちゃお」
虎杖「そうだな……」
それで私達はお爺ちゃんが焼かれた部屋に入った
そこからは無言でお互いお爺ちゃんの骨を拾ってる
虎杖「………宿儺が全部消えればさ
呪いで苦しむ人が少しでも減るかな……？」
！悠仁……
五条「……勿論」
虎杖「あの指、まだある？」
骨を拾い終わってから、悠仁がそう聞いた
そしたら、五条先生がその指を渡した
……両面宿儺の指……
虎杖「改めて見ると……気色悪いなぁ〜」
そう言った後、悠仁が宿儺の指を食べた
食べた瞬間悠二が苦しみ出した……！？
A「悠仁……！」
五条「ストップ、A」
でも……！
虎杖「クッ、クククッ……
うっえ！まっず！！
笑えてくるわ」
A「……大丈夫？」
虎杖「ケホッケホッ、あぁ……
不味すぎて、最悪だけど……」
なら、良かった……
虎杖「？どったの？」
五条「いや、何でもない
覚悟は出来たって事で……いいのかな？」
虎杖「………全然
何で俺が死刑なんかって思ってるよ
でも、呪いはほっとけねぇ
Aが関わってるなら尚更
本当にめんどくせぇ遺言だよ
宿儺は全部喰ってやる
後は知らん
テメェの死に様はもう決まってんだわ」
五条「！いいね！
君みたいなのは嫌いじゃない
楽しい地獄になりそうだ
今日中に荷物纏めておいで」
虎杖「どっか行くの？」
そう言った瞬間扉が開いて、そこから恵が出てきた
伏黒「東京」
虎杖「伏黒！元気そーじゃん！」
伏黒「
A「動いたらいけないんじゃ」
伏黒「完治とまではいかないが、動けるくらいには回復してるから心配は無用だ
お前はコレから俺と同じ呪術師の学校に転入するんだ」
虎杖「え？」
五条「東京都立 呪術専門学校
因みに、1年生は君で4人目！」
虎杖「少っ！！」
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