10話 ページ12
A視点
……遅い……
夕ご飯作って待ってるけど、来ない……
仕方ない、暖めて食べてって伝言書いて……
よし、帰んないと……
恵と五条先生待たせてる
それで私は急いで向かおうとしたら……
五条「アレ？A？」
A「！？五条先生！？
今から何処に行くんですか！？」
五条「いやー、来るかなーって思ってた恵が来ないから様子見に行こうと思ってね」
……え？
もしかして、まだ行ってないの！？
さっき行くって言ってたのに！？
五条「やっぱり行くの面倒くさかったんだけど、流石にここまで遅いと何かあったと考えるのが妥当だろうね」
A「それ早く行かないとまずいじゃないですか！」
五条「そ、だからちょっとA黙っててねー」
そう言われると私を片腕で担がれて五条先生が移動したと思ったら此処は……屋上？
！恵と……
A「悠仁！」
虎杖「え！A！？何で！？」
五条「今どういう状況？」
伏黒「なっ！？五条先生！A！
どうして此処に」
五条「やっ！来る気なかったんだけどさ
いやーボロボロだねー
2年の皆んなに見せよーっと」
そう言って恵が嫌そうなのにも関わらず写真を撮ってる
……って！
A「恵と悠仁、怪我してる
ちょっと待って、今……」
伏黒「これくらいなら大丈夫だ」
虎杖「ま、病院行ったら治ると思うしな！」
なら尚更……
五条「ま、2人は後で病院に行くとして……
流石に特級呪物が行方不明となると上が五月蠅くてねー」
……昨日言われたのに、1日経ってるし……
五条「観光がてらはせ参じたって訳
で？見つかった？」
虎杖「あのー」
五条「ん？」
虎杖「ごめんそれ、俺食べちゃった」
……え？
な、何で……
五条「……マジ？」
虎杖・伏黒「「マジ」」
そう言った後五条先生は悠仁に近づいて行ってる
……近い……
五条「……ハハッ、ホントだ混じってるよ
ウケる
身体に異常は？」
虎杖「……別に……」
五条「宿儺と代われるかい？」
虎杖「スクナ？」
五条「君が喰った呪いだよ」
虎杖「あぁ……うん
多分出来るけど………」
五条「じゃ、10秒だ
10秒経ったら戻っておいで」
虎杖「でも……」
五条「大丈夫
僕 最強だから
恵、これ持ってて」
そう言ってさっきから持って袋を渡してる
伏黒「コレは？」
五条「喜久水庵 喜久福
仙台名物超美味い、僕のオススメはずんだ生クリーム味♪」
そうやって説明してる所を悠仁が攻撃を仕掛けてきた……！？
伏黒「後ろ！！」
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