28.クリスマスの予定は? ページ30
・
・
―そしてあたしが転校してきてから何ヶ月か経った。
12月、とても寒くなりもう雪が降っています。
明後日はクリスマス。
今、ラウンジでその話で持ちきりです。
残「やっぱり〜ちよたんとそうたんはデート?」
凜「で…!?//違う!ただ御狐神君に買い物に付き合ってもらうだけだ…//」
双「ええ、凜々蝶様とクリスマスにはお出かけをする約束をしています。」
残「うふふ〜、2人はやっぱりラブラブだねぇ♪」
あ「…」
デート、か…
あたしには無縁の話かも…
だって、あたしは…
連「Aは何か予定無いのか?」
あ「え、どうしていきなり…」
連「だって、凜々蝶は御狐神さんとデートだし…Aだってどっかいくんだろう?Aモテるし、予約とかきそうじゃん?」
野「なんですって!?可愛いあたしのAちゃんが他の男とデート…許せない!!!」
あ「の、野ばらさん、デートなんかしませんよ!それにあたしは野ばらさんのものになった覚えは…」
あたしは苦笑いしながらそう言う。
渡「ま、とりあえずこいつらは置いといて…お前は?なんかないのか?」
あ「え、い、一応…毎年行ってるところがあって…」
残「へぇ…それってどこ?」
あ「…それは、言えません。」
夏目君に聞かれるとあたしは俯いた。
これは、誰にも言えない…
あたしの心に、秘めておきたいから…
・
・
93人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紗也 | 作成日時:2013年8月13日 11時