初恋の味【夏目残夏】 (ページ25)

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23.歓迎会ページ25

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－Aside－

―残「…Aたん。ついたよ。」

そしてあたしはいつの間にか眠ってしまっていて、夏目君に声をかけられ起こされた。

あ「あ、ごめんなさい…寝ちゃってました。」

残「いいよ～別に。寝顔可愛かったしね♪」

あ「なっ…!//」

残「とにかく中に入ろ～」

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―あ「…これは。」

そしてあたしはそのままラウンジに連れて来られたんですが…

凜「おかえり、遅かったな。」

カ「お帰りなさい。」

ラウンジは何かのパーティーかな…?飾りつけされていた。

あ「これは、なんですか…?」

残「Aたんの歓迎会だよ～♪」

あ「え?」

御「妖館に入ってきた人のために、毎度毎度歓迎会をするんですよ?」

連「Aは今日の主役ってことー」

あ「…皆さん、あたしなんかのために…」

嬉しかった。

こんなに優しくしてもらったことは、今までになかったから。

野「じゃあ、主役も来てくれたことだし!お腹すいたからみんなで食べましょう?」

渡「おーう!俺腹ぺこぺこ…!」

あ「…」

みんな笑顔だった。

嬉しい、嬉しいよ…

あたしは思わず涙を流しそうになった。

―ぎゅっ

すると夏目君があたしの手を握ってきた。

あ「夏目…君?」

残「…行こう?お腹すいたでしょう?」

あ「…はい!」

あたしは目を潤ませながら、笑顔を作って頷いた。

ここでなら、なんとかやっていけそう。

そしてあたしと夏目君はみんなのところへ行った。

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