犬系男子・猫系女子 Part.3 [名前変換オリジナル]

#126#　猫 ページ26

(人2)「A…、」


A「はい」


(人2)「まだ寝る？」


A「あ、と、ちょっとだけ」


(人2)「あー。うん…(笑)」


・


(人2)があんまり私を見ずに笑った。


何しろ、起きたらこんな状態の２人が居たから。


・


(人2)「まだ暗かったよね…？私が怒鳴った時間って」


A「4時過ぎ」


(人2)「コイツは何してんの」


A「…。寝られなかったんじゃない？」


(人2)「だからって、女の布団に入るか！？普通！」


A「普通じゃないんじゃない？」


・


“眠い”って言い出して、とっとと寝てもらおうと頭撫でてたら


彼は、ストンと眠りに落ちた。


親戚の中でも一番下の私が


誰かを寝かしつけるなんて無いと思ってたけど。


・


(人2)「雨降ってるし…」


A「寒い？」


(人2)「うん。結構寒い。(人3)、寝てるけど置いとこ」


・


私も布団から出ようと、そーっと出たら


パチッと目が開いた。


暫く目が合ったけど、向こうが睡魔に襲われていった。


・


(人2)「君ら、恥ずかしくないの？そーゆーの」


A「(人1)だし…(笑)甘えてるだけだから、まーくんみたいな感じ…かな(笑)」


(人2)「おぅおぅ(笑)しっかり者の毒舌野郎は、実は弟チックなワケか」


・


弟…。

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