犬系男子・猫系女子 Part.2 [名前変換オリジナル] (ページ14)

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#64#　猫ページ14

(人1)が(人3)を睨み付けて、その目つきのまま私と目が合った。

いつも笑ってるか、ぼーっとしてるかの(人1)に、そんな目で見られたら…

怖いじゃん。

・

A「………、」

(人1)「あ(笑)A、今日も待っててねー」

A「……、あ。…うん？…、え？」

(人1)「まって、て、ね？」

A「はい。」

(人2)「A、怖がってるじゃん」

(人1)「何で？」

(人2)「(人1)が睨んだから」

(人1)「えぇ？いつ？」

・

“睨んでない”って、ﾆｯて笑いかけてきた(人1)に

上手く反応出来ずに硬直。

・

(人1)「え？マジで！？睨んだつもりはないよ？」

A「うん…」

(人3)「俺の事、睨んだもんねー」

「さっさと部活行けよー！！」

(人3)「げっ…」

・

気付けば、チラホラとしか人が居なくなって

みんな着替えを済ませて部活に行っていた。

声を掛けてきたのは野球部の顧問で

(人3)は一目散に逃げて行ったけど、その後ろを顧問が走って行く。

・

(人2)「野球部と陸上部の先生の指導って、スパルタだよね」

(人1)「そーかー？」

「(人4)(人1)、部活に行け」

(人1)「あ、先生～(笑)」

「またサボってんのか」

(人1)「人聞きの悪い。俺はみんなよりずっと努力してますー」

「ならさっさと行け」

(人1)「へいへい」

「そこの２人も」

A・(人2)「はーい」

・

今 (人1)が逆らった先生は、例のあの先生。

・

(人1)「また怒られちった(笑)」

(人2)「名前まで覚えられちゃって」

A「会長だもん」

(人1)「Aも(人5)って言われてたじゃん」

A「………、あぁ」

・

…1年の時の担任だもん。