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俺の隣で、
丸のが先に大号泣やけどな。
「じゃあ、そろそろ・・・」
Aが深々と頭下げた時、
真っ白なベンツが、
少し離れた場所に停まった。
助手席から降りて来たんは、
なんと、章ちゃん。
そんでもって。
運転席から降りて来たんは、
大学病院の横山教授やねん。
なんで？
章ちゃん、あんな偉い人と親しいん？
思たそばから。
「裕くん、待ってや。
歩くん、早いってぇ」
ハート飛ばしながら、
章ちゃんが横山教授の腕に、
つかまってん！
この二人って、
まさか・・・
いやそうとしか見えへんけど、
男同士やで？！
「ちょ、章ちゃん。人前でやめ」
「ええやんか。
ちょっとだけ、くっつかしてよ」
「章ちゃんのはちょっとやないやん」
「もぉ、裕くん、照れ屋さんやねんから」
目の前で繰り広げられてる光景に、
あんまりびっくりして、
二度見どころか、三度見。
俺が度肝抜かれてたら。
「亮ちゃん、知らんかったん？
あの二人が付き合うてるん。
いや、もう事実婚みたいなもんやね」
今更？て感じで、丸が言う。
Aも知ってたみたいやし。
「あっ、みんなお揃いやん！
たあ君の卒園、今日やったな」
章ちゃんが、ようやく、俺らに気付いた。
遅っ。
普通な感じで挨拶しよう思うねんけど、
まだドギマギしてる。
口聞ける場面すらなかった、
横山教授いてはるし、
頭下げて、
「こんにちは。
ご無沙汰してます。
以前、小児外科と脳外科でお世話になってた、
錦戸です」
言うたら・・・
こっちが申し訳ない思うぐらい、
横山教授の白い肌が真っ赤っかに染まった。
「錦戸先生、実家の病院継いでんてな。
A先生ともやり直すて聞いたわ。
おめでとう」
章ちゃんが勝手に、
そういうことにして報告してんねんな。
「お疲れ様です、教授」
「横山教授、お疲れ様です」
Aと丸も、ちょっと緊張した顔して、頭下げてる。
「A先生も錦戸先生も、
その、今回は、よう思い切って・・・
決意するきっかけいうか、
決め手ってあるん？」
横山教授が、真面目な顔して聞く。
まるでアドバイス求めてるような口調やねん。
もしかしてさ。
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ひ み さ(プロフ) - 完結お疲れ様でした(*^^*) 涙流しながら読みました…色々考えさせられる素敵なお話でしたけど、ラスト私は好みです(//∇//) 最後まで書いてくださってありがとうございました♪ P.S.神様も読みました、やっぱりいいですね(≧▽≦) (2020年1月26日 6時) (
レス) id: 3389004d8b (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - お久しぶりです☆本年も宜しくお願いします(^O^)遅れちゃったけどコメ返嬉しかった〜♪私みたいな凡人が烏滸がましいけど、foolさんに共感する部分が多くて…勝手にお友達だと思ってます◎もう終盤かな？最後まで楽しみにしてます(*ﾉﾉ) (2020年1月16日 12時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
りょーくんえいたー(プロフ) - えぇめっちゃ嬉しいです(〃ω〃) ！！ やすくんと横ちょ… (2020年1月10日 7時) (レス) id: 0630fea27c (このIDを非表示/違反報告)
稲妻(プロフ) - 初めまして、連続で更新されていて楽しみになっています！これからの展開が楽しみです！ (2020年1月9日 23時) (レス) id: b45af291eb (このIDを非表示/違反報告)
りょーくんえいたー(プロフ) - 覚えててくれたなんて…(*ﾟ∀ﾟ*) めっちゃ嬉しいです！！ もう丸倉はキューピットですね笑笑 (2020年1月8日 21時) (レス) id: 0630fea27c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2020年1月4日 10時
