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「ごめん。コーヒーは別に高級な豆とかそんなのじゃない普通のドリップコーヒーだから引き留めるにはパンチがないかもだけど…」
「…じゃあいただきます。
コーヒーにこだわりはないので、食後に淹れてもらえるだけありがたいです」
「よし。ちょっと待っててね」
彼がキッチンに入っていく。
私も自分の食べた食器を持って彼の後ろからキッチンに入ると
「わ、ごめん、かたづけ！そのままにしてて」
皿を持った私を見て焦っている。
「洗ったら迷惑ですか？コーヒー淹れる間にできますけど…」
「じゃあ食洗機に突っ込んでもらったら」
「わかりました。ご馳走になったのでこれぐらいさせてください」
コーヒーを飲みながらすこしお話しした。
「池田さんはずっとあの部署？前からいたっけ？」
「はい。ずっといますよ」
「まじか。あんま会わなかったよね？」
「今までうちの部署にそんなに用がなかったからじゃないですか？用がある人しか訪ねてきませんから」
「たしかに。俺昔よりブログの更新頻度上げたから、それでかも」
「そうでしょうね。いいと思います。
ファンの子は嬉しいですよ、きっと」
「だといいけど」
たしかに普段はテンション高くたくさんしゃべるわけではないようだ。
なんとなく会話が終わり静かになってしまった。
無言でじっとするのも気まずいので部屋を見回してみた。
「にしても綺麗なお部屋ですね。
統一感もあるし掃除も行き届いてるし…」
「綺麗好きなんで」
少しドヤ っている。
「なんかもうホテルみたい…」
自分で言ったあと、え、まさか女の人をいつ連れて来てもいいようにこんな美しく部屋を保ってるの？！？！と思いガタガタっと椅子から立ち上がった。
私もそういう目的で連れて来られた？っていうか自分の意思でついて来ちゃったんだけど…
そこまで考えたあと
いや、私みたいなふつーの女に手を出すほど女性に困ってるわけないじゃん、と冷静になって、またストンと椅子に座る。
「ひとりで忙しそうだね？」
私の一連の動きを見て目の前で笑われた。
「来た人からはえろいってよく言われる。俺の部屋」
「え？！」
もうさすがに立ち上がりはしなかったが、椅子の背もたれにちょっとのけぞった。
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にこ(プロフ) - こうこさん» コメント気づかずすみません！私もリアル設定大好きです〜♡いいですよね♡楽しんでいただけたようで光栄です。こうこさんはお話の続きは書かないのですか？お話思いついたら別のお話でもいいので連載してほしいです🥹 (12月16日 21時) (
レス) id: aba4acfcad (このIDを非表示/違反報告)
こうこ(プロフ) - 私も少しだけ書いていますが、リアル設定大好きです♡とっても楽しくキュンキュンさせてもらいました♡またリアル設定お願いします♡ (11月29日 20時) (レス) @page37 id: 65539e8dba (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 葵さん» きゅんきゅんしたという感想はめっちゃ嬉しいです☺️書いてよかったなと思います。楽しんで頂けたようで安心しました！最後までお付き合い下さりありがとうございました♡ (10月13日 19時) (レス) @page37 id: d06ef4e68f (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 最後まで楽しませていただきました😆きゅんきゅんが凄かったです！本当に尊敬です🙏更新お疲れ様でした！！ (10月13日 16時) (レス) @page37 id: b646f7c03f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - yukiさん» こちらこそお読みいただきありがとうございます🥺最後まで楽しんでいただけるよう頑張ります！コメントありがとうございました💕 (9月30日 12時) (レス) id: d06ef4e68f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ
| 作成日時：2023年9月24日 12時
