積分と貴方に恋をして

法学部のおなごの悩み ページ14

私は最近悩んでいることがある。

『おってぃー』

お「……。なに」

最近すごくおってぃが冷たい。もともと冷たかったのがさらに冷たくなってしまった様に感じる。例えるなら液体窒素くらい冷たい。

だから私は思った。おってぃに愛の言葉かけたらどうなるんだろうって、そうなると、私もYouTuberやし、カメラを回した。

『おってぃー』

お「…だからなに？」

『好き』

いきなり直球かな。まぁ攻めたもん勝ちでしょ。さぁ、おってぃの反応はどうかな。

お「……」

無視された。心臓に穴が開くくらいのダメージを私は食らいました。
それでもめげないのが私！！まだ頑張ります！

『なぁ、おってぃ、好きなんやけど、無視せんといて』

なんだかメンヘラ見たいじゃない？？この企画やっててなんか、すごく辞めたかなってきた。

お「…そーゆーこと誰にでも言っちゃあかんよ」


『本気やもん。』

ちょっと泣きそうになってしまった。本気で好きって言っても届かないなんてこんなに辛かったんだ。


私は目に溢れてきた涙を流さないように、隣の部屋に逃げた。


本当の悩み事はおってぃが冷たい事なんかじゃない



約1年間積分サークルを休むかどうかだ。


なんで、1年間も休むかって？



それは司法予備試験を受けたいから。

あと、これについて悩んでるのははなおさんも、でんがんさんも、積分サークルのみんなも知らない事。もし約1年間積分サークルを休むとなると、今のような生活は難しいだろう。
そうなると、おってぃーとも、今みたいに会えないでしょ。

なら離れる前に気持ち伝えときたいじゃん。



そうこう考えてる間に、我慢していた私の涙は、頰を伝って地面に落ちた。

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