・〜１９〜・ ページ19
占い師「そうでなければ、私をどうしようと言うの？」
私がぐっと言葉を飲み込んだ。
占い師「殺すの？ふふふ、そうでなくてはね！A、もっともっと闇へと身を落とすが良いわ。その方が面白い。貴女が闇へと落ちた時、私はまた貴女の前に姿を現す。その時が勝負よ！」
A「・・・・。」
私は不安と共に、苛立ちと怒りの気持ちが芽生えた。
だが、次の瞬間、その感情はどこかへ消え、悲しみへ変わる。
占い師「最後に、とっておきのを見せてあげる。ありがたく思うのね。」
謎の言葉を残し、少女は再び靄の中へと消えていった。
少女の出現と言葉に翻弄された3人は、ただ呆然としているしかなかった。
ソ「そうだ・・・とっておき・・っていうのは何なんだ？」
A「そういえば。」
私が、少女が消えていった場所をもう1度見ると、
そこには・・・・・・・。
A「あぁっ！」
私は、驚きの目と泣きそうな表情で小さく叫んだ。
それにふうりが反応して、
ふ「どうしたの！」
私は、少女が消えていった場所へ走ろうとした。
だけど、人間姿に戻ったソラウに引きとめられた。
ソ「どうしたんだ。」
A「・・・！、ぁ・・・。」
また、見直すとそこには何もなかった。
ソ「何かが見えたのか？」
私は、泣きながらソラウとふうりに訴えた。
A「もっけが・・・・・・。」
ソ「・・・。」
居るはずないのに。この人間界に。
あの人・・・愛しい人には妖界に居てと頼んだのだから。
なのに、心のどこかで近くに居る・・そう信じて諦めなかった。
私は泣き、地面に崩れた。
そんな私を、ソラウは悲しそうな目と堪え切れないような表情で見つめた後
覆いかぶさるように抱きしめた。
そのまま、ソラウは何も言う事はなかった。
その様子をふうりは悲しい思いで見つめていたのだった。
そして、先程までの苛立ちと怒りの気持ちが芽生えていた・・・
その種が闇の世界へと導こうとしているのを、
この時は、まだ私自身にも感じることが出来ないでいた。
〜end〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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さやりん - すごく面白かったです！私も，もっけに惚れててｗ 何十回も読み返してしまいました☆ あとリクエスト良いですか？もっけが他の女の人と仲良くしてルナがやきもち焼くのを見たいんです〜 よかったらお願いします((ペコッ (2013年12月22日 0時) (
レス) id: 597f4171b9 (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - リサさん〉うんうん、ルナちゃんは勇気のあるお方ですよね。人気で。ところでそれはリクエストですか？((( (2011年7月30日 4時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - え、やっぱり？予想通りだった？いやぁ、もうもっけが好きすぎて辛い。(((ｵｲ)そうだよねー。漫画の男の子ってカッコイイ人多いもんね。惚れる訳も分かるよ！うん！← (2011年4月14日 22時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - もっけはねー。小学校の図書館で小説のがあって、それの人間姿見て惚れたわ。その後漫画があるって知って見て見たら更に惚れたわ。やっぱりタイ君はどっちも良い奴だな！それからソラウも良いなと思うよ。 (2011年4月9日 19時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
ダテ☆サナ(プロフ) - やっぱり｛ﾋﾟｰ｝だよな。美人好きってなんて素晴らしいんだろう。←もっけと付き合ってるのは・・・自分の好み(((ﾀﾋ (2011年4月5日 5時) (レス) id: fb20bda8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェイル | 作成日時：2011年2月12日 19時
