今日:11 hit、昨日:63 hit、合計:37,841 hit
小｜中｜大
673 ページ23
◇
電話から２日後、僕の仕事はオフでA達RAVEさんが北海道から帰ってくる日。
あの後きっちり登坂くん達はRAVEさんのライブ行ったことと、その後一緒に飲んだ事をインスタで報告しとった。
なんやろな、やっぱり不安になるわ。
嫉妬深い僕にはこのインスタという電波の世界は怖いことだらけや。
知らなくていい、知りたくない情報が前触れなく目に入ってくる。
あーあ、もっと心の広い大人の男になりたい……登坂くんみたいな。
彼、僕にも優しいし
面倒見もええし、惚れてまうやろ、これ。
ソファーに転がりながら時計を見ればもうすぐ昼。
そろそろAが空港に到着する時間。
一応さっきLINEしてんのやけど、見てるかな。
カニ鍋するなら僕んちで。
ホテルに調理器具あらへんし、せやから空港から直で家来てなって送ってある。
確認すればまだ未読。
そろそろ到着やと思うねんけど……
そんなことを思いながらウトウトしかけた時、電話の着信音が鳴った。
寝転がったままスマホの画面を目線に持ち上げれば、表示されとるのは登坂くんの名前で、ちょいびっくりや。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月5日 23時
