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ドラマの撮影も止まったし、インスタとかあいつがやってた行動はファンの人達より僕らを知ってる同じ業界人の不信感も煽った形。
せやから僕からの条件は何の意味も持たなくて、向こうから出された条件を飲まん事には話が進まんから渋々それは認めた形。
「面会時間も決まっとるし、あんま刺激するような事は言われへんねん。
主治医から色々制限を出されての面会やねんけど、元カノとの話は聞いてくるわ」
もしかしたらあいつを刺激するような事になるかもしれへんけど
ここまでされて、こっちもこっちで黙ってられる程お人よしでもない。
色んなとこの事務所の偉い人達の言う事を素直に聞ける余裕もない。
もう全部を一気に片付けてしまいたいから、あいつがぶっ壊れようが暴れようが元カノの話は確実に振る。
「まああの男が入院してるからAさんに危害が及ぶことはなさそうだけど
龍友、色々気を付けてよ」
メンさんは元カノの方が何をするかわからない怖さがあるって言う。
なにより相手が女の子って事で男の僕らは手出しできひんから、いざという時に抵抗できんかもしれへんという心配。
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作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月5日 23時
