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「……あー……これで付き合ってたいうのはわかってもらえた……？」
アホでもわかるわな、こんな写真あるようじゃあ。
けど、隠し撮りやし怒るのは当然。
けど消せって言われるのは無理やねん……。
そう言われる前にスマホをしまおうとゆっくり手元を下げると気づかれた。
ガシッて感じに手首を掴まれて静止させられる……しかもぎゅうって握られとるから結構怒ってるのがわかる。
「数原さん」
「ハイ」
一巻の終わりやって思ってたら、僕のスマホの画面が切り替わって着信の表示。
NEOさんや！神！
このタイミングかけてくるなんてさすがやで、NEOさん。
そう思って内心喜んどる僕の手からスマホを取りあげて通話にしたA。
「今ちょっと大事な話してるからあとにして！」
電話からびっくりしてるNEOさんの声が漏れてきたわ。
けど、NEOさんも大事な話があるから龍友に変われって言ってるようで、めっちゃイヤイヤ電話を渡された。
「お疲れ様です」
「なんかA怒ってね？」
「ハイ……」
バッド入ってるぐらいのテンションの僕に電話の向こうでNEOさんは大爆笑しとった。
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作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月5日 23時
