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「でもなー……なんか自分ばかり一方的な感じがして
なんかつい、愛されてる実感欲しくなってまうんすよね」
そう言った僕に"気持ちはわかるけど"なんてNEOさんは苦笑い。
「今までの歴代彼氏とは様子が違ったから、このまま幸せになってくんだろーなと思ってたけど。
なんつーかお前、ほんっと、嫉妬深いな」
ジェネ高の撮影の時もこんな付き合いしてて疲れないのか聞かれたけど
今もまた同じような事をNEOさんから言われてほんのちょっとだけ
あー、しんどいな、って思った自分がおった。
「悪い子じゃないんだけどね、A。
でもちょっと手がかかるからよ、お前も疲れると思う」
NEOさんがそう言った時、部屋のインターフォンが鳴る。
こんな時間だからスタッフさんかメンバーさんだろうって、確認もせず扉を開けると
そこにいたのはAで、僕に気づかず中まで入ってくる。
NEOさんは止めようとはせずにAを招き入れて、"龍友が来てるぞ"って
Aが僕の姿を認識するのと同じぐらいのタイミングでそう告げた。
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作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月4日 22時
