【氷と炎】⑨数原龍友 (ページ3)

今日:9 hit、昨日:50 hit、合計:42,578 hit

403 ページ3

◇

僕の体にしがみ付いて悲鳴みたいな声。

今までイッた事ないとか、嘘やろって思う。

でも、これが演技にも見えへんわけで。

相性がええって事かな。

「A、自分でいれてみ？」

これ以上やったら意識飛びそうやから、そろそろやなって。

ドロドロの中から指を引き抜いて、ベッドに仰向けになる。

誘導するように細い腰を僕の上に跨らせた。

「や、できな……」

「やらな気持ちよくなれへんで？」

「……」

乱れた髪の隙間から覗く瞳は羞恥で涙。

恥ずかしがってるのにさせるってのが僕的に興奮材料で、それを見てるのがまた萌える。

「ゆっくりでええから」

震える腰を両手で掴んで誘導する。

硬くなってるソコがAに触れると頭に電流が走ったみたいになった。

やばいな、これ。

思ってた以上に興奮する。

慣れなくて、震える腰を僕に誘導されながらゆっくりゆっくり沈めてくるA。

熱くて蕩けてるその中に僕が入って行く度、甘い声が漏れてくる。

「も……これ以上無理……」

根元まで全部入ってへんのに、ギブアップするから

意地悪くしたくなって掴んでた腰を思い切り引き下げて

下からも乱暴に突き上げた。

「やぁ……っ」

唇を噛んで、喉を逸らして

下から見上げるヤラシイ姿に腰が止まらない。

・