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広臣side ページ9
※
「俺とは絶対に嫌って言ってたしなー」
隆二の家での口喧嘩。
その時の話をすれば直己さんが言う。
「照れ隠しでしょ？違うの？」
なんて言うから、俺も含めて皆で"あー…確かに。あの子意地っ張りそうだし"なんて全員の意見が一致した。
「んじゃなに？俺の事好きって思っていいわけ？」
「でもそれで違ってたら激しく勘違いヤローっすよ」
浮かれる俺にELLYの的確な突っ込みに頷くしかない俺。
勘違いはイタイ。
がっくりと落ち込む俺に、隆二が"でもさー"と助け船をくれた。
「俺んちに2人が泊まった時、ちゃんとAの部屋も貸してたのに
臣のベッドで一緒になって寝てたんだよ？これで好きじゃないとかなくない？」
"一緒に寝てた"ってワードに反応するメンバー。
何をした！！って叫ぶ直人さんに何もしてません、と言う俺もなかなか虚しい。
したかったけど、まあ無理だよね。
つーか
「え？あいつの部屋もあったの？」
なのに俺んとこに来たの？
なんで？って
本人がいないのに、その答えが欲しいと心底思う。
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作者名：Rui
| 作成日時：2017年5月28日 22時
