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広臣side ページ19
※
それからの返信はなくて、俺は携帯をポケットにしまった。
車から降りて、その足でヒロさんに報告に行って。
それが終わって今日一日が終了する。
かっちりしたスーツから私服に着替えると、めちゃめちゃ肩が凝っている事に気が付いた。
「もう帰って寝よ。
明日マッサージ行ってから現場行くわ〜」
明日は三代目で雑誌の撮影。
その前にマッサージしてもらって、リフレッシュしてから現場に入ろうと呟いた俺。
別に皆を誘ったわけじゃねぇのに、次の日。
事務所のマッサージルームに顔を出せば、俺以外の6人がすでにマッサージを受けてる最中だった。
「なんでだよ！」
荷物置きながら超笑っちゃったし。
健ちゃんとかイビキかいて寝てるけど、一体いつからいたわけ？
家でゆっくり寝てりゃいいじゃん！
って言いながらも、俺も皆に並んでマッサージを受けてるとそのまま寝ちゃうっていうね。
だって、気持ちいいんだもん。
でも、あっという間に眠りに堕ちた俺を起こしたのは
付けてあったテレビのワイドショーの中にAの姿が映って隆二が出したすげぇ声。
「第二後継者って…バレた！！！」
この叫び声はLDHのビル全体を揺らした。
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作者名：Rui
| 作成日時：2017年5月17日 14時
