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広臣side ページ25
※
「なんなの！？俺誕生日なのになんなの！！」
手の中のそれはまだゴキゲンに動いてて、俺もう脱力。
スイッチ切って箱にしまって。
携帯で長々とAにライン。
隆二が勝手に寄越してきたと、納得してもらうのに何時間かかった事か。
一切スルーされてたラインがようやく既読になって
それでもまたスルーされてたのに、やっと返信が来るようになって。
完全に誤解が解けたのは深夜だったよ…。
マジ疲れた。
まあ変な誤解与えた俺が悪いんだけどさ。
ヒロさんと隆二のせいでもあんだけど。
なんて恨み言を言ってみても今更どうしようもなくて。
誤解は解けたんだし、って切り替える。
明け方近くになってようやく眠りについた俺は、謎の疲れですぐに夢の中に堕ちていった。
とっくに寝ていた隆二のいびきにいつも悩まされるのに
この日はそれも気にならないぐらいあっさりと眠りについていく。
たった数時間しか寝れねーけど、深い眠りは疲れを取り除いてくれる。
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作者名：Rui
| 作成日時：2017年3月10日 22時
