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広臣side ページ18
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「開けていい？」
一緒にベッドに座ってAに聞くと、向いのベッドに座った隆二も"俺も"と嬉しそうに言う。
「今市さんに色々アドバイス貰って選んできたよ」
隣で笑うこの笑顔のカワイイ事！
そんな事を思いながら開いたショッパー。
俺の好きなブランドで中から出てきた重量感のある木箱。
蓋を開けると、シンプルだけど少し太めで存在感のあるシルバーのバングルが俺を待っていたように控えていた。
「うわっチョー俺好みなんだけど！」
手に取るとずっしりくる重みが好き。
細かい彫刻が入ってて、遠目でも傍で見てもかっこいい。
「すげぇかっこいいじゃん！！」
Aの事だからセンスいいとは思ってたけど、ここまで俺の好みドンピシャでくるとは…。
さすがっつーか、それだけ俺の事を見てくれてるってわけ？
さっそく腕につけて、自分の腕を眺める。
なんなら写メに撮る。
「すげーいい！」
自分の腕を何度も見てはすげーを連発。
「どう？隆二！」
バングルを着飾った俺の腕を見た隆二も"似合う"を連発。
まあさ
俺の事を大好きなAと隆二(笑)が選んでくれたんだから、似合わないはずねーよな。
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作者名：Rui
| 作成日時：2017年3月10日 22時
