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広臣side ページ29
※
今まさに一週間のお預けが確定した俺は、もう何も考えられない。
ほんと現実逃避したいレベル。
「えっと、DVDでも借りに行く？」
「いかねーし！」
隆二のいらん気の遣いは断って、もう泣きながら眠りにつくしか道はない。
せめて夢ん中であんなこととかこんなこととかしたいし
欲求を満たしたい。
中学生みたいな妄想をする俺に、隆二の冷静な呟きが聞こえる。
「明日の朝、起きた時に臣がこっそりパンツ洗ってたらどうしよ」
「洗わねーし！マジで！」
全力否定しておく。
つーか…
なんだよ別件仕事って…。
前にシンさん達も休みの日に都内に戻ってたのと関係あんのかな。
聞いてねーからわかんねーけど、一週間…。
一週間か…
長げぇ…。
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作者名：Rui
| 作成日時：2017年2月18日 0時
