今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:571,350 hit
小｜中｜大
広臣side ページ17
※
「あれ？そういえばシンさんってメンバーさん以外とは飲まないんじゃなかったんすか？」
あんまり自然と酒を頼んでたから気づかなかったけど、前は飲まないって言ってたはず。
不思議に思った俺に。
「お前もメンバーみてーなもんだろ」
あっさり言うから。
俺ちょっとうれしい…って、なにこの感情(笑)
年下の男にメンバーみたいなもんって言われて喜ぶとか！
俺どんだけ！
自分の中の変な感情にテンパる俺と。
全く気にしてないシンさん。
「アミって子が傷ついてなきゃいいけど…」
「明日会えたら少し話聞いてみます」
「そうしてくれ」
本当にマジメ。
しばらくアオイさんの話をして。
なんの解決策も浮かばないまま夜が更けていく。
向こうが何か動きを見せてくるかもしれないから、かなり警戒する毎日になりそうだってのはわかった。
「たく、男と女ってめんどくせーことばっかだよな」
心底呆れ気味にシンさんが言うもんだからつい。
ほんとつい、聞いてしまった。
「シンさんって彼女いるんすか？」
昨日Aとアオイさんが不自然に黙ってしまったこの質問を。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1450人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rui
| 作成日時：2017年2月18日 0時
