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広臣side ページ11
※
「お前それ言うー！？」
もうね、俺の声ハンパないよね。
「あはは、ごめんごめん」
全然反省してない隆二。
心の籠ってない謝罪は、まださらに暴露を続けますと言っているようなもので。
「もうねー、臣はAさんとメンディーが一緒にいるだけですげぇ機嫌悪くてねー」
ニヤニヤしっぱなしの隆二の悪意？に満ちた暴露に、Aもさらに真っ赤だし俺も真っ赤だし！
これ以上もう何も言わないでって願ってんのに。
隆二ときたら！
「そう言えばねー。この前喧嘩したっしょ？その後の仲直りえっ…」
「ぅおい！！」
さすがにこのネタはやばい。
思わず隆二に飛びかかった。
ヘッドロックかけて、Aに聞こえないように囁く。
それもだいぶ威圧感を込めて。
「お前それは言うなよ、さすがに怒らせんだろーが」
「あはは、ごめんごめん」
「お前…ぜんっぜん反省してねーな！？」
つーか、Aよりタチ悪りぃぞ、隆二…。
このまま閉め落としたい衝動に駆られた。
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作者名：Rui
| 作成日時：2017年2月18日 0時
