[Es ist virtuell] 川村壱馬 �� ページ26
･
「カッコイイでしょ？毎日デートして仲良くなってついに告白してもらったんだよ」
なんの悪びれもなく言うAに、思考より早く身体が動いてスマホを取り上げていた。
「俺に飽きたっていう事？スマホの中の男の方がいいの？」
存在しない男だっていうのは分かっているけれど、でも俺以外の男と毎日デートして告白されて喜ぶAを許せる……るわけはない。
なんてたって俺は、誰よりも嫉妬深くて小さな男なんだから。
例えソレがスマホの中の男でも、場合によっては浮気と認めるよ？俺は…。
「えっと…あの、壱馬？」
俺が完全に怒っていると理解した名前が伺うように可愛い視線を俺に向けて、子猫みたいに怯えているけれど
それでも俺は強引にその小さな身体を押し倒した。
「俺がこんなにAを愛しているのに、Aは俺が嫌いなの？」
俺よりスマホの中の人に夢中になるなんて。
「お仕置きだけじゃ許せないから」
かけていた眼鏡を置いて、Aの柔らかい肌に沈んでいった。
fin.
[Es ist virtuell]→バーチャルだけどね
･
[Verwöhn 'mich] 片寄涼太→←[Es ist virtuell] 川村壱馬 ��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1391人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kota(プロフ) - 嬉しいです。(*≧∀≦) (2021年1月25日 2時) (
レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - 毎回楽しく読ませて頂いてます(*≧∀≦)そろそろ隆二もお願いしたいです。 (2021年1月24日 22時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月24日 21時
