[Es ist virtuell] 川村壱馬 �� ページ25
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壱馬side
「…ちょっと俺…今怒ってるかも」
ポツリと、そんな自分には似合わない言葉を目の前の愛しい恋人に向かって吐き出した。
当然、Aはビックリしたような顔で俺を見る…。
逆に言えば、ようやくAは俺の事を見てくれたと言った方が正しかった。
「さっきから、俺をほったらかして何をやっているの？ずっと携帯いじってばかり」
せっかくの２人の時間だというのに、Aはさっきからずっと自分の携帯を弄っている。
それも何か楽しそうに画面を見つめてはアレコレ操作しているのだけど、それが一体なんなのか分からない。
「えっとね…実は乙女ゲームっていうんだけどね…？」
恐る恐るといった感じに話しだす…という事は、俺に後ろめたい事があるという事。
付き合い出して１年…最近ようやく君の癖が分かってきたよ。
そんな事を頭の中で思いつつ、向けられるスマホの画面を見て怒りが爆発しそうだった。
「なにこれ、乙女ゲーム？…って何？男の人が好きだって言ってるけど…」
小さな画面の中で、女の子が好きそうな男の子のイラストが"好きだ"という台詞を呟いている。
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[Es ist virtuell] 川村壱馬 �□�←[Egoistisches Bild] 白濱亜嵐 ��
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kota(プロフ) - 嬉しいです。(*≧∀≦) (2021年1月25日 2時) (
レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - 毎回楽しく読ませて頂いてます(*≧∀≦)そろそろ隆二もお願いしたいです。 (2021年1月24日 22時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月24日 21時
