[Erwachsene] 小森隼 �� ページ2
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魔法に掛けられたみたい。
たった一度名前を呼ばれただけなのに、私は隼へと視線を戻す……
逆らう事なんてできずに…。
「隼…」
自分の中で燻る、隼に対する言葉に出来ない想い。
それが、溢れ出てくるようで思わず隼の名前を呟いた。
戸惑いながら移動させていく瞳に先ほどと同じ光景が戻ってくる。
視線の先に隼の姿を捉えると、薄い笑みを私に向けながら…両腕をこちらに向かって伸ばしているのが写った。
「こっち来てよ」
もう眩暈がするほど甘い空気。
声も、雰囲気も…その差し出された腕も…甘すぎて苦しいぐらい…。
だけど、私を見据える瞳が"俺に逆らうな"と言わんばかりに怪しい揺らめきを落としている……気がする。
甘さとは正反対に、刺すように冷たい光を宿わせるようにして…。
でも、それが私のカラダを疼かせてゾクゾクさせる…。
カラダ中の血液が逆流するほどに私の中の何かを駆り立てられた…。
「隼…」
すがるように呟いた名前は、知らず知らず熱が込められていて、気が付けば呼吸が浅くなっている私。
見つめられて、名前を呼ばれただけなのに…それなのに……って。
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kota(プロフ) - 嬉しいです。(*≧∀≦) (2021年1月25日 2時) (
レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - 毎回楽しく読ませて頂いてます(*≧∀≦)そろそろ隆二もお願いしたいです。 (2021年1月24日 22時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui
| 作成日時：2021年1月24日 21時
