ジンクス 13 ページ14
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順調に準備は進み、私は今日看板の色塗りをする事になっていた。
美術室まで着くと見慣れた後ろ姿
『北くん?』
北「ん?おぉ、湯本やん」
『北くんも看板?』
北「せやで。ほなペンキ持って戻ろか」
『うん!』
教室に戻り、看板に色塗りを始める
私は赤色を担当。北くんは白を塗っている。
ふと少し離れた所で作業している北くんをちらっと見る
『(集中してる顔、めちゃくちゃかっこいい....)』
そのまま見惚れていると、
北「、」
バチッと視線が合う
やっば!!!!見てたのバレた...!?
北くんの表情を確認しようと再び見ると、そこに北くんはいなかった
え、消えた?
北「隣、座るで」
『わ!?』
まっっじでびっっっっっくりした 心臓飛び出るかと思った
そっか次ここの白塗りに来たのね、まじでびっくりした....
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トン.........トン
にしても、
北「すまん」
隣ってめちゃくちゃ近い!!!!
さっきから何回か肩が当たってるし、こんなの意識するなって方が難しい....!
『ううん、大丈夫』
うるさい心臓を止めて、再び色塗りに取り掛かる
そうしようとした時
北「湯本」
『な、に、』
フリーズした
肩が触れるくらい近い距離.....
さらに、北くんは私の頬に手を添える
『ぇ』
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作者名:Ruu | 作成日時:2020年4月18日 21時