とある科学の超電＆目録 ただ一人のレベル6(完結)

第二十一話　とある依頼 ページ22

ある日、警備員から私宛に手紙が来た。
内容は樹形図の設計者(ツリーダイヤグラム)の残骸(レムナント)をめぐって暗躍組織が抗争を起こしているので加勢しろ、という内容だった。
おそらく影の女帝という異名のせいだろう。
私的にだるいから行きたくないけど、警備員から直々に指示があるから行かないと逮捕するとか書いてあったし…
A「ねぇ、美琴。これって脅しだよね…」
美琴「そうね…手紙の内容からしてアウトでしょ」
A「しゃーない。行ってくるわ。寮監に警備員から依頼があって門限まで帰れないって言っておいて」
美琴「分かったわ。言っておく」
A「じゃっ」
とある場所
A「よりにもよって完全下校時刻に待ち合わせって仕方ないか。学生に見られるようなものじゃないし。というか私も学生か」
？「ちょっとそこの女子!もうすぐ完全下校時刻だから早く家に帰るじゃん!」
A「あの…黄泉川という人にここで待っていろと言われたんですが…警備員の」
黄泉川「あぁ。あんたが例の…私は黄泉川愛穂。こんなことに学生を巻き込みたくないけどあなたが学園都市ただ一人のレベル6だということで上から通達があったもんだから仕方なく君を巻き込んじゃったじゃん」
A「かまいませんよ。若いと暴れたりないという時がありますから。それと、私のウエストポーチには気安く触れないほうがいいですよ。まずいことになりますから」
黄泉川「そう。じゃあ行こうか」
A「はい」

第二十二話　銃撃戦と同刻に私は壁作成→←第二十話　常盤台の影の女帝(シャドーエンプレス)

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