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『そ…だよね…っ、私だけだったんだね…あの日をずっと…っ、ずっと引きずっていたのは…っ』
声が震える。
さっきから彼の顔が見れない。
「A…俺だってあの日から引きずってた。毎日、毎日お前のこと考えてた。俺なりに探したよ。
…だけど手がかりも何もなかった。」
『うん…』
"もう、見つけることは不可能なのか…そう思っていたときに今の彼女に出会った"と段々と声が小さくなっていった。
『私も、青宗以外の男の人とシた。。
…私だってあの頃のままじゃないよ』
私の言葉に一瞬眉をピクリとあげれば"そうだよな"と彼はつぶやくようにボソッと言葉をこぼした。
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作者名：あいこ | 作成日時：2022年7月16日 21時
