第3話 お前は誰も……… ページ6
真昼side
椿「……C3の“猟犬”と“狂犬”………!」
!!_____C3!?
椿「君等は吸血鬼(ぼくら)の間じゃ有名だよ」
吊「そう?光栄だなあ」
椿「君等に出会ったらすぐさま逃げろ…………とみんな言うね__狼谷吊戯、狼谷凪鎖」
吊「いやいやいや!オレ等はそんな危険な存在じゃないよ?オレ、給料出ないところじゃ絶っっ対仕事しないし!安い仕事は手ェ抜くし〜」
『ボク、眠いときは仕事しないし、チュ○パチャップス貰えないときは手ェ抜くよ』
当たり前の様に情けない事をヘラヘラと言う二人
吊「………でも今日は君を消すと結構な金額、出るらしいんだよね
そんなわけで今日のオレ等は君達の味方だよ!頼ってくれてかまわない!」
今日は君達を守ってもお金が出るのでね!!____と清々しい笑顔で言う狼谷吊戯という人
真「うさんくせえ………」
車「弓、これなら申請も通るだろ」
月「ああさっさと済ませんぞ、行けボケデコ、凪」
吊「痛い!弓ちゃんはほんとオレ使いが荒いんだからなあ」
『弓………痛いからグリグリすんのやめて……』
吊戯さん?と凪鎖?の服を武器?でグリグリと押す金髪の人
月「…………コード“ヘズ”が認証する」
キィッ
金髪の人がグリグリしていた部分の吊戯さんと凪鎖の服が光出した
月「薙げ、“バルドル”、“クロンズ”」
バチン!
すると吊戯さんの腕を拘束していた物と凪鎖の片目を隠していた物が弾けて消えた
吊「さあ凪!弓ちゃん!今日も稼いじゃうよ!」
『体が鈍ってる盾は下がってなよ』
車「ああ?!」
月「行くぞ吊戯ィ!!凪ィ!!
今日の獲物はキツネ一匹だ!!」
吊/凪「『ワン!!』」
吊戯さんと凪鎖が椿に突っ込もうとした瞬間____
ボッ
吊/凪/「『!?』」
いきなり炎が吊戯さんと凪鎖の行く手を阻むように出現した
この炎は___
椿「ヒガン………!?」
ロウレスとリヒトさんが倒したはずのヒガンがすぐ近くに血だらけになって倒れていた
ヒ「椿、ライラ(その子)だけ連れて逃げな
猟犬と狂犬相手じゃあまりにも不利だ……ここは致し方ない」
椿「君らを置いていけるわけないだろう」
ヒ「行け………大丈夫、お前までここでやられてどうするんだ
………それに大丈夫……知ってるさ
お前は誰も裏切らない……………だろ?」
椿「((ギリッ」
ばっ
ヒガンと短い会話をしたあと、椿は一瞬悔しそうな顔をして天井の穴から消えていった
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作者名:凛那乃 | 作成日時:2017年3月24日 21時